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あなたとともに・・・VOL-NEXT社員の日記です。
2006年07月12日 (水) 19:47
6年前、自分自身の治療をしっかり勉強したい!という思いで、
前橋市で開催された乳癌学会に初めて参加しました。
学会などに参加する際の私のポリシーは、
「何か一つでも、発言してくること」。
積極的に参加することで、いろいろな出会いも生まれます。
最初の前橋の学会では、セッションで質問したのがきっかけで
乳癌学会の研究班「QOL評価ガイドライン」の一委員として
参加することになり、
次の年には、乳癌学会の会員になり、
その後は、2回ほど発表させていただいたり、
ブース出展したり、と、会への参加スタイルも変わってきました。

患者の視点で参加した学会は、いろいろな発見があり、
今では、年中行事の一つになっています。

今年は、7月7、8日金沢市で、行われました。
弊社ブースにお立ち寄りくださったドクター、ナースの皆様
ありがとうございました。http://www.v-next.jp/subwin_00_31.htm
今回は、弊社ブースで、医療者の方々に
「がん患者サービスステーションTODAY!をご紹介する組と、
各セッションに参加する組、2つに分かれ、学会に入りました。

金沢駅前のホテルなど4会場で開催されました。
案内が少なかったせいか、わかりにくい会場もありましたが
2日間、精力的に回り、しっかりと聞いてきました。

20060712195140.jpg


発表スタイルも、シンポジウム、パネルディスカッション、
口演、ポスターセッション、ビデオセッションなど様々でした。
中でも、アンサーパッドを使って、患者さんの事例を
フロアのドクターも一緒に治療方針を検討していくという
参加型シンポジウムは、とても興味深いものでした。

「Aの治療、次に行ったBの治療も効かなくなった患者さんに対し
次は、どういう治療を勧めますか」という質問で、
「では、次の治療(薬剤)はこれです」と、淡々と話すドクターに、
「治療の中心は、患者自身なのに、、」と、
患者不在の治療方針に、ため息がでました。
しかし、その後、
「Aの治療で効かなかった、Bの治療もダメだったという状況になっているので
患者さんの気持ちも十分に聴いて、患者さんと話し合って決めていく必要があります」と
答えられたドクターの言葉は、とても温かく感じました。
シンポジストのドクターお一人お一人の治療のスタンスなどが
垣間見え、医療者としても、患者としても考えさせられるシンポジウムでした。

その他、まだまだ興味深い講演や発表が多くありましたが、
順次お伝えしていきたいと思います。
がん患者生活コーディネーター養成講座第一期生の方も
参加されましたので
併せて、ご紹介していきますね。


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