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あなたとともに・・・VOL-NEXT社員の日記です。
2005年04月04日 (月) 21:21
先週、実父が入院しました。
白内障の手術のためです。
白内障手術は、今では日帰りで行われることの方が多いようですが
緑内障を併発していることもあり、高齢でもあるので
大事を取って4日間入院をしました。

手術前の検査と、インフォームド・コンセントには、私がついて行きました。
耳が遠いので、検査段階から家族の付き添いを、と
病院より依頼もあったからです。

検査段階での父の緊張と疲労は、そばで見ていてもはっきりわかるほど。
まわりの声がよく聞こえていない上に
目もよく見えない、
なんのための検査をされているのかもわからない、
こんな状態で、神経がとがらない方がおかしいです。

父はそれまで、自宅近くの眼科に通っていて
点眼と投薬だけではどうにもならないので
手術を、と勧められ、紹介状を持たされて今の病院に来たのですが
自分がどういう病状なのか、よく理解していなかったのです。
説明はされたかもしれません。
でも聴力のおとろえた耳では、よく聞こえなかったのではないでしょうか。

「先生にお任せします」と言って、紹介状を書いてもらったのだと
父は言っていました。
その時の「お任せする」という言葉は
父にとって一種の美徳であるかのようでした。
でも、そうではないですよね。
自分の体の治療を、自分ではない他人に「お任せ」するということは
どういう治療をされるかわからない、ある意味危険な行為であると同時に
自分の体に対する責任を人に負いかぶせる、ということにもなります。

検査後、家に帰ってすぐ
ネットで白内障治療のページを探しました。
目の不自由な患者さんでも読めるように、
大きな字で、読みやすくつくられたページが、すぐに見つかりました。
それをプリントアウトして、父に「読んで」と渡しました。

翌週のインフォームド・コンセントの前にも
いくつか検査がありましたが
もう父は、緊張してはいませんでした。
今自分がどういう状況にいるのか
何の検査を何のためにされているのか
「わかっている」ということが、
とても大きな安心につながったようです。
主治医の先生からの説明は
「緑内障を併発しているので、
 手術によって大きな改善は望めないかもしれない」
という、あまり先行きの明るいものではありませんでしたが
「今より良くなる可能性があるのなら、手術してほしい」と
父ははっきり申し上げていました。

手術は無事終わり
緑内障によって損なわれた視野は回復できないものの
「だいぶ明るく見えるようになった」と
明るい表情で、父は帰ってきました。

どんな病気でも、自分の病状がわからない、というのは不安なものです。
確かに、「知ること」で、かえって
不安が大きくなる、ということは、あるかもしれません。
(私も「乳腺症」と診断されていたとき
 「乳がん」に関する本を読んだら、乳がんになってしまうような気がして
 怖くて手に取れなかった経験があります)
でも、自分が
現在どのようなステージにいるのか
どんな治療があり、標準治療と呼ばれるものはなにか
その中のどれが自分に有効なものなのか
その治療によってどういう効果があり、どういう副作用があるのか
それらを知ることで得られる「安心の土台」は
おそらく楽ではないかもしれない治療に、立ち向かっていく勇気を
しっかりとささえてくれると思うのです。

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「来週から抗がん剤をするんだけど、どうなるんだろう」
「本当に今の治療でいいのかな」
こういった「わからない」ままでいるゆえに出てくる不安を
「知ること」でクリアにしていくと
自分の治療に対する立ち位置が、はっきり見えてくるかもしれません。


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