あなたとともに・・・VOL-NEXT社員の日記です。
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2005年04月30日 (土) 22:46
良い陽気になってきましたね~。
花粉が舞い踊っているあいだは、長時間外にいられなかったのですが
やっとなんとか大丈夫になってきたみたいです。
今年からヒノキデビューでした。シーズン長いです(涙

昨日のみどりの日の東京は、4月の夏日という「ありえない」陽気でしたが
今日はほどよく暖かく、暑くもなく
ウォーキングには最適の日。
ほんとうに久しぶりに、近所をうろうろ歩き回ってきました。

この時期は、萌え立つみどりが鮮やかできれいで
みどりを見ながら歩くだけでも、とても気持ちが良いものです。
八重桜は終わってしまったけど
花水木、小手毬、山吹、どうだんつつじ、カロライナジャスミン、牡丹
あちこちの家の庭木を眺めながら、歩きます。

私のおととしの10kgダイエットは、ウォーキング主体でした。
脂肪は乳がんによくないし、なにより体重維持のために
2年前ほどではないけれど、ときどきこうやって歩きます。
おそらく今でも
VOL-NEXTのメンバーの中ではいちばん歩いているはず。

でも、今年からは
UV対策をきちんとしてから、歩きますよ~。
乳がん患者さんは、肌のコンディションが荒れやすいので
普段よりも、紫外線に対する気配りが必要、ということを
先日勉強して知ったのです。
今日歩いてみて、やっぱり「帽子が必要!」と思いました。
UVカット率99%、サイズ調節もできて風にも飛ばない
これからは、この帽子をかぶって歩きます。

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2005年04月29日 (金) 22:03
 今日の東京は、28度を越える暑さで、夏のような陽射しでした。
でも、我が家は、春野菜を満喫しています。
もう十数年、自然食の宅配をお願いしているので、毎週金曜日には、
ダンボール箱いっぱいの旬の野菜が、届きます。

 3月終わり頃の「ふきのとう」からはじまり、いろいろな春野菜が届きます。箱を開けるまで何が入っているか分からないので、金曜日の夜の楽しみになっています。

 先々週は、「せり」が、一束。箱を開けたとたんに、せりの香りがして、さっと茹でた後も、香りはそのまま、色鮮やかになったせりを、胡麻和えと、お吸い物に散らして頂きました。

 先週は、「ふき」が、一束。佃煮風に煮付けるのも良いのですが、
せっかくの新鮮なふきなので、緑色を残して、さっと煮付ける、「青煮」にして、しゃきしゃきした歯ごたえを楽しみました。

 菜の花は、二週続けて入っていました。
これも、さっと茹でて、さっぱりおひたし。からし醤油で和えただけで、春の味です。

 そして、今日は、生の竹の子が二本。
でも、昨日、親戚から大ぶりの生竹の子を5本頂いていたところでした。皮についたままの竹の子に、深めに包丁を入れ、たっぷりのお水に、ぬかを入れて、2時間ほどじっくり茹でると、香り高い湯で竹の子の出来上がりです。

 皮をむくと、びっくりするほど小さくなってしまいますが、やわらかさと、香りは、普段スーパーで買う、パックされた竹の子とは、別物のように感じます。

 昨日の5本と今日の2本。さて、どうやって、頂こうか・・・・
まずは、ワカメと煮付ける、「わかたけ煮」鰹節のだしで、薄味に煮付けます。二番手は、竹の子御飯。醤油は控えめにして、あまり色をつけないのが、我が家流です。そして、子供に一番人気は、八宝菜。これは、母の得意料理で、春に限らず作ってもらうのですが、このシーズンの八宝菜は、竹の子が量が多く油控えめで、中華の炒め物というよりは、和風の煮物に近い味わいです。

 残りは、大きなパックで水に浸し、冷蔵庫へ。
筑前煮や豚汁・春巻き・チャーハンなどなどの具になったり、穂先は、
さっとあぶって、酒の肴になったりします。

 茹でた後の、皮を乾かしてちょっとした器代わりに使ったりもします。皮に甘味噌をぬって、ほうば焼き風にするのも、香りが楽しめて、日本酒にぴったりです。

 ちょっと、春野菜の栄養について、調べてみました。
せりは、カロチン・カリウム・鉄・食物繊維が豊富で、体を温め、冷え性改善・余分な塩分の排出などの効果があるそうです。

 ふきは、食物繊維・カルシウム・カリウムが豊富で、ノンカロリー。ほろ苦さの成分には、咳を静め、たんをきる効果あり。

 菜の花は、カロチン・ビタミンB1・B2・C・E・鉄・カルシウム・カリウム・食物繊維と、バランス良く栄養価の高い食物。免疫力を高め、風邪予防・肩こり・イライラ・骨粗しょう症の予防効果あり。

 竹の子は、食物繊維・カリウム・ビタミンB2・タンパク質が豊富で、便秘解消・コレステロールの吸収を妨げ体外へ排出する効果あり。
ワカメと一緒に食べると、ビタミン・ミネラルが補われてバランスが良くなる。

 でも、竹の子のえぐみの元のショウ酸は、結石を作る要因になるで、充分なアクぬきが必要とのことです。

 思った以上に、春野菜は栄養満点。栄養のことよりは、ただの食いしん坊で頂いていた、春野菜でしたが、ホルモン療法と実年令の両方で、更年期障害真っ只中の私には、ありがたい効用も数多くあるようです。

 普段の手抜き料理に比べると、一手間・二手間掛かっていますが、日本の春を満喫しています。そう言えば、野菜のほろ苦さが、美味しいと思えるようになったのは、いくつの頃からだったでしょう。
 年を重ねるのって、悪くないですよね・・・・

 

2005年04月27日 (水) 23:42
更新がすっかり遅れてしまいました。
6人での持ち回りが、曽我が代表ブロクに専念するということで、いつのまにか5人での持ち回り日記になっています。

今日は、がん患者サービスステーションTODAY!のTODAY's Shopでの最近の騒動を報告しますね。

TODAY's Shopは、治療中の役に立つ帽子やグッズを紹介、販売しているサイトです。スタッフが、ひとつひとつ実際に目で見て、帽子などはかぶってみて、厳選しています。

bo_0045_z.jpg3月の末にそのShopに「内帽子」という付け毛付きインナーキャップが新製品として登場しました。

付け毛は、かつらをかぶるまでもないご近所への外出や真夏でかつらでは暑すぎる時に、帽子に付けてかつらの代わりにするアイテムです。
髪の毛が帽子から少し出ているだけで、まさか帽子の中が脱毛しているとは思わない・・・つまり、目の錯覚を利用しているのですが、私の知り合いには、化学療法の脱毛期間中を付け毛と帽子だけで乗り切った方もいらっしゃいます。脱毛中はひとつは持っていると便利なので、青山ステーションにお越しの患者様にもお薦めしています。

TODAY!では、さまざまなタイプの付け毛をご紹介していますが、ヘムのある帽子には着脱式タイプ、フィットキャップやバンダナにはリボンタイプやマジックテープで留めるタイプなど、それぞれに帽子との相性があります。どの帽子にも付けられるのではなく、付け毛が帽子を選ぶ場合もあります。

bo_0045_4.jpg説明が長くなりましたが、新製品の「内帽子」が今までの付け毛と決定的に違うのは、帽子に付け毛を付けないので、上にかぶる帽子を原則的に選ばないということです。リバーシブルの帽子も自由にかぶれます。

ウィズスマイルからサンプルを見せていただいたとき、TODAY!のスタッフは全員、「これはいい!こういう付け毛が欲しかったのよね、早く皆さまに紹介しなければ・・・」と早々に注文し、製作に入って頂きました。
そして、TODAY's Shopと青山ステーションでご紹介を開始したのですが、またたくまに在庫が無くなる人気商品になってしまいました。

ウィズスマイルは、商品をひとつひとつ丁寧に手作りで製作している(それがとても嬉しいのです)ので、一度に大量に入荷できる商品ではありません。製作日数と数量の限界を考慮し、2週間に1回の頻度で一定数で継続して発注、入荷することにしました。
そして、4月27日の入荷予定日を明記して、お客様にはその日までお待ち頂くことにしたのです。

それ以降は、定期的に入荷できるので、これで皆さまにいつでも商品をお届けすることができるとほっと一息ついたのですが・・・4月13日から27日の2週間に、ご予約だけでなんと入荷予定数が完売しまいました。

New」という表示を出したとたんの在庫切れ、しかも入荷予定日には予約だけで既に完売、思っていた以上の大人気です。
27日までご注文をお待ちいただいていた方には、誠に申し訳ない結果になってしまいました。本当に申し訳ありません。

そのような事情ですので、早めにご予約いただくのが今の状況では一番確実だと思い、今日は、ブログを使って事情を説明させて頂きました。
ご注文の順番で、商品入荷次第、早々にお手元に届けしますので、もう少々お待ちください。

今日のレンゲちゃん(TODAY!商品)

お~い、レンゲの花の季節ですよ!!
そろそろ花が咲いてもいいのに・・・

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2005年04月24日 (日) 23:04
今日は「ゆったりアロマレッスン/基礎コース(1)」が開催されました。

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、根、果実などから抽出される香りの成分です。
一つ一つの植物は、しっかり根を張り、葉を茂らせ、
大地から、そして大気中から、自然の力を吸収しています。
そうした自然の力を基に、天然の薬効成分を出しています。
不安で眠れない時、どうしようもなく気分が落ち込んだりした時、
植物の持つ自然の力を少し借りて、
こころもからだも、解きほぐすことができます。

今日のレッスンでは、12種類ほどの香りを紹介していただきましたが
「好き」と思える1つの香りが、
「今」の自分の気持ちに一番良いものだそうです。
今、あなたが「好き」と感じられる、香りは、何でしょうか。

レッスン後の今夜は、ゆったり「ベルガモット」のアロマバスを楽しみ、
明日からの1週間に備えることにします。


アロマレッスンは、昨年から始まり、3月に基礎コース、全6回が終了しました。
今月から、基礎コースの2クール目に入り、
5月からは、基礎コースに加え、「アドバンスコース」も始まります。
両コースへの同時参加もできますし、
レッスンは何回受講されてもかまいません。
コースの途中から、参加されても大丈夫です。
ご自分のスケジュールや生活に合わせて参加されてみてはいかがでしょうか。

2005年04月22日 (金) 21:39
やっと週末ですね。
画面のそちら側のみなさん、それぞれ今週もお疲れさまでした。
今週は忙しかった方も、何だかついてなかったなーなんて方も、春の風景でほっと一息ついてください。

写真は埼玉県長瀞の岩根山の風景です。
山つつじや桜など、春の花々がいっせいに満開を迎えたところでした。
(4月17日撮影)

どうぞ春を満喫してくださいませ。

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2005年04月20日 (水) 22:55
4月、あたらしい学年の最初の月は
どこの学校でも「保護者会」があります。
長男は中3。義務教育最後の年だし、5月には修学旅行もあるし
連絡事項がたくさんあるはず、と予想して
3年生になってはじめての保護者会に出席してきました。

ところが、全体保護者会も、クラス別の保護者会でも
修学旅行の「しゅ」の字も出ませんでしたね。
話の内容は徹頭徹尾「高校受験」のこと。
受験は、親子の話し合いと、親の協力がなくてはならない、
そのために、今から、目的意識を持って、ゴールをめざしてほしい、と。

都内でも有数のマンモス校で、
授業が厳しく学力も高い中学なのですが
中3のはじめの保護者会で、いきなり
「あなたは受験生の親なのだから、自覚しなさい!」と
横殴りされるとは思いませんでした。

これから、学校のととのえたスケジュールに従って
一斉テスト、三者面談、学力調整の補習が何度も行われます。
そうして冬までに
子供の学力を認識し、
どういう方向に進みたいか、親子でよく話し合い
そのための適切な進路を探り、
就職するのか、高校を受験するのか
どこを受けるのか、を決めていくことになります。

かなりの不安と焦りを植えつけられて、帰宅したのですが
帰りながら
なんだか似たようなことが以前にもあったなあ・・・と思いました。

乳がんの告知のときに似ていたのです。

私は、母親を乳がんで亡くしているので
しこりを見つけたときから、漠然とした予感はあり
告知されたときも
よくある「頭がまっしろになった」ということはなかったのですが
やはりはっきりと「あなたは乳がんです」と言われたとき
「これからどうなるんだろう」という
大きな不安と焦りにおそわれました。
乳がんとはどういう病気であるのか、
自分が今どういう状態なのか、
リスクはどのくらい、生きていける可能性はどのくらいで
どういう治療をすればそれがかなうのか
「知らなくては。勉強しなくては」と思いました。

いま、「受験生の親」と言われて
いろいろ知っていかなければならない不安と焦りは
その時のものと同じです。

もっとも受験の主役は長男。
私自身は当事者ではなく
いちばん不安と焦りをかかえているのは、長男でしょう。
そのかわりに
乳がんの告知の時、当事者ではないゆえに
何もできずもどかしい思いをしていただろう、家族の煩悶も
今回は味わうことになりそうです。


2005年04月18日 (月) 18:35
 新緑が、きれいな季節になりましたね。
先日、仕事で出かけた表参道の欅並木は、淡い緑色の葉が新鮮でした。緑も、日に日に鮮やかになってゆきますね。青山ステーション近くの絵画館前の銀杏並木の新緑もこれからが、美しい季節です。

 我が家の、裏手の公園の木々も、新緑が芽生えてきています。
最初は、いかにも弱々しく、赤ちゃんのようですが、少しづつ力強くたくましくなって来るのが、楽しみです。

 桜をはじめ、花の美しさもすばらしいのですが、私は、緑の色の移り変わりに、みょうに惹かれてしまいます。芽吹きから葉が生い茂るまでの日々の成長が、人間の子供から青年への成長を想わせ、「勢い」を感じるからかもしれません。

 一口に緑色と言っても、いろりろな名前のいろいろな色がありますね。印刷や塗装の色指定に使うDICと言う色見本に「日本の伝統色」というシリーズがあります。この中には、若草色・萌黄色・薄萌黄色・柳葉色・若竹色・青竹色・老竹色・松葉色・裏葉色などなど、緑系だけでも数十種類の色が紹介されています。

 日本の自然と文化の奥深さを感じます。そう言えば、同じDICで、「中国の伝統色」というシリーズもあります。こちらも、中国の伝統と文化のすばらしさを感じる色が、数多く紹介されています。

 自然や文化に重きをおいて、互いの国を見てみると、反日デモも少しソフトタッチになってくれるのでは・・・・・などと、想いをめぐらせてしまうのは、あまりにも、幼稚でしょうか?

 緑を愛でると、気持ちが「ほわー」として、少し幸せな気分になれるんだけどな―!

 

 

 
2005年04月17日 (日) 13:21
今日は、講習会などの開催はありませんが、日曜出勤です。
青山ステーションのベランダではチューリップが元気に咲いて、春を満喫しています。外はこんなに気持ちがよさそうなのに・・・
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今日の出勤は、原稿を書くためでした。
実は、今、VOL-NEXTは、本出版の佳境に入っています。VOL-NEXT発行の、どこにも載っていなかったかゆいところに手の届く本、体験者だからこそ伝えることのできる「乳がんの生活工夫の情報満載の本」を出版します。

ビジュアルで全ページフルカラーのおしゃれな本になる予定です。

私は、乳がんと告げられた日から治療が終了するまで、いやそれ以降も、「バラバラになるまで読んで欲しい本にしたい」との想いで原稿を書いています。

乳がんの症状も治療も、そして患者の生活も人それぞれ、みんな異なります。
誰にでも役に立つ本にするには、一個人の体験だけでは書けません。必要に応じて社内でミーティングをし、内容をたたき合っています。
思いこみや医学的な間違いが無いように、時には文献を読み、医学監修も受けます。
人に読んでもらう文章にするのも、なかなか簡単ではないですね。

暫く忙しい日々が続きそうです。

出版が決定したら、いち早く皆さまに内容を詳しくお伝えしたいと思いますので、お待ち下さい。TODAY's Shopや大手の本屋さんでお求めになれます。

今日のレンゲちゃん(TODAY!商品)

先週からベランダに出しました。ひ弱な子に育っていないかな?

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2005年04月14日 (木) 23:14
昨今、乳がん治療の入院日数は短くなって、
放射線治療、化学療法は通院して、外来で受けることがほとんどです。
 
昨年の今頃は、放射線治療に、毎日、通院していました。
「通院」といっても、自分の車で、10~15分の距離。
胸の傷に、シートベルトが気になりつつも、
雨が降ろうが、陽射しが強かろうが、
マイカーでしたから、あまり不自由さは感じませんでした。

地方は、電車など公共機関の乗り物の本数が少ないし、
アクセスも良くないので
移動は、ほとんど、車です。
反対に、東京では多くの人が電車、地下鉄など公共機関を利用しています。
電車での通勤「初体験」ですが、車内の人の混みようはすごいですね。
1年経っていても、ギューギュー詰めの電車の中は
人に押される恐怖から、胸の傷をかばいます。
こんな状態で、もし、放射線治療や化学療法のために通院となると
大変!と、まだまだ、慣れない満員電車内で、ふと思ってしまいました。

人混みもさることながら、外と電車内の温度差。
抗ホルモン治療中は、ホットフラッシュなどの更年期様症状もあるし、
化学療法中は、ムカムカ、吐き気がきたらどうしよう、
不安は尽きません。

マイペースで、優雅に通院できた自分は、恵まれていたなぁと
青山までの電車の中で思ったのでした。

ちなみに、TODAY‘s Shopでは、ムカムカ、吐き気時にも対応できる
「ハイポット」などの便利、安心グッズや
体温調整にも便利な「たおるマフラー」もご用意しています。

2005年04月13日 (水) 21:00
今日で3日連続の雨。
すっかり花散らしの雨となってしまいましたが、濡れた地面はピンクのじゅうたんになっていますね♪

今日は会社をお休みして、一年毎の定期検査を受けに病院へ行ってきました。
乳がんになった方は、他の患者さんがどんな検査を受けているか、とっても気になるところですよね。
自分が受けている検査以外の検査を他の人が受けていると聞けば、
「私はその検査をしなくて大丈夫なのかしら?なぜ、しないのかしら?」と心配に思うことでしょう。

術後のフォローアップ(経過観察)の違いは、患者さん本人の状態や術後年数にもよりますが、ドクターや施設によっても違ってきます。
定期検査は無意味だとして、検査を行わないドクターもいます。
定期検査によって早期に遠隔転移を発見し、治療を始めたとしても、症状が現れてから発見したのと、経過にあまり違いが無いと言われているからです。
しかし、早期発見でメリットが全く無いわけではなく、QOLをあげるというメリットがあるそうです。
たとえば、骨転移の場合、骨折で転移が発覚するより、先に検査で発見したほうが明らかに生活の質に良いということになります。
どんなことになろうとも、少しでもQOLは落とさずにいたいものです。

患者さんによって、あまり知りたくないというタイプの人もいらっしゃるでしょうし、いや、どんなことでもなるべく早く知って、とにかく病気に立ち向かいたい!という方もいらっしゃるでしょう。
私の場合は検査でがんを見つけるのではなく、何もないことを確認し、私自身は勿論ですが、家族や周りを安心させるのも目的のひとつになっています。
年老いた父親を抱えているので、万が一の時はなるべく早期発見して、いろいろと段取りをしておかなければ、という頭もあります。

手術や治療だけでなく、フォローアップも人それぞれということですね。
皆さんも、納得したフォローアップを!

フォローアップについては、
がん患者サービスステーションTODAY!「術後の診察と定期検診」
をご参考ください。



2005年04月11日 (月) 22:59
自宅近くの変電所の地所内に
桜の広場があります。
樹齢50年ほどでしょうか、15本の桜はどれも見事で
知る人ぞ知る、地元の花見の名所でした。

3年前、私は抗がん剤治療の真っ最中。
かつらの上に帽子をかぶって、家族で花見に行きました。
変電所が厚意で開放してくれている場所なので
提灯や屋台もなく、カラオケもバーベキューもなし。
それでも近所の人が三々五々集まって、
お弁当をひろげ、笑い合い
子供が遊ぶ、なごやかながらもにぎやかな花見の場でした。

そのにぎやかな場の中にいて
大きな桜の天井を見上げながら
「来年はこの桜が見られるのかなあ」と思っていました。
周囲の楽しげな声とは隔絶したところで
私は自分ひとりで、花見をしていたように思います。
静謐で、深閑として、孤独な花見でした。

今、その桜の広場は
事情により、立ち入り禁止になっています。
せめて金網の外からでも、と
先週末、花を見に行ってきました。
だれもいない広場で、しずかに、あっけらかんと
15本の桜は満開に咲いていました。
そのたたずまいを見て
3年前の、自分ひとりの静かな花見を思い出したのです。

あの時は、自分しか見えていなかった
まわりの声も聞こえていなかった。
でも、私が自分のことしか見えずにいたとき
私のことを心配し、何もできないことをもどかしく思い
それでも見守ってくれていた、家族や友人たちは
私が気がつくのを、待っていたのかもしれません。
私が、ひとりではないことを。
そして
私が「にぎやかな花見」に戻ってくるのを
ずっと待っていてくれていたのかもしれません。

今年の桜はどこも見事でした。
春のはじまりを告げる、ファンファーレのような
花たちが一斉におしゃべりを始めたような
はなやかでにぎにぎしい、桜の週末でした。

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sakura_kouen1.jpg

2005年04月10日 (日) 14:22
今年の桜は、桜らしい桜ですね。
開花宣言が出たと、思ったら、ほんの2~3日で満開、そして、今日はもう、桜吹雪。ほんとうに、華やかに咲いて、潔く散っています。

 昨日・今日と、花見を満喫されている方も、多いでしょうね。
私は、花粉症がひどくなってから、桜の下での宴会は、遠慮させていただいてます。マスクをしているわけにも行かず、鼻をかみまくり、目薬をさしまくりで、宴会どころではなくなってしまうので、残念ですが。

 ところで、今日の午前中は、小5の息子の剣道の試合でした。警察署の剣道教室に通い始めて、約1年、初めての試合でした。結果は、一回戦敗退でしたが、まあ、参加する事に意義があるということにして、「来年は、1回勝とうね!」と、約束してきました。

 この、剣道教室をたまに見学に行くと、先生の厳しい言葉に少々ビックリすると共に、忘れていた教育の原点があるようで、すがすがしい気持ちにもなります。

 先日の試合前の練習でも、小学生にしてはかなり厳しい練習をしていると、一人の生徒が「気持ち悪くて、はきそうです。」と、言いました。
先生は、「面をとって、座ってなさい。」と、指示し、他の生徒の練習を続けていました。周りで見ていた、お母さん達が風を送ったり、ビニール袋を用意したり、水を飲ませたりしていました。

 しばらくすると、先生が休んでいる生徒に向かって、「しっかり正座して見ていなさい!苦しいのは、君だけじゃないんだ。皆も苦しいけど頑張ってるんだ。自分だけ苦しいと思うのは、大間違え。苦しいのをがまんして頑張るから、強くなるんだ。わかるか?」

 今の教育の流れは、誉めて育てること。子供の要望をつかむ事。など、子供がお客様になっている状況が多々あるように思います。私が講師をしている専門学校でも、先生に対する評価や要望を、半期に1度づつ生徒にアンケートしています。私自身は、自分の授業の精度を上げる為に活用していますが、生徒によっては、先生を評価できる事に、間違った優越感を持つ子もいて、少々疑問に思っていました。

 誉める事、誉められる事もとても大切な事ですが、厳しい事、つらい事も同じように大切なのかもしれません。我が子が、剣道教室と言う場面で厳しさを経験させていただいている事に感謝しつつ、自分自身の教える者としての甘さを反省してしまいました。

 人に厳しくする為には、まず、自分自身に厳しくなくては、誰も納得してくれませんから・・・・なかなか、思ったように実行出来ないのが、歯がゆいのですが、桜吹雪を見ながら、ほんのちょっと、背筋が伸びる思いの一日でした。

 
2005年04月08日 (金) 09:16
sakura5.jpgこのところの暖かさであっという間に東京の桜が満開になりましたね。

昨日は、溝口、金子と3人で青山霊園まで夜桜見物に行きました。青山霊園はお墓ですが、そこかしこにシートを敷いてお花見の宴会が繰り広げられていました。
見ず知らずの方のお墓の前での酒盛りは、九州から来たばかりの溝口にはとても異様な風景に映ったようです。青山霊園では毎年の恒例行事なのですが・・・

今週末はとてもいい天気という予報です。
皆さんも、お花見楽しみませんか?

sakura4.jpg
桜の向こうに見えるぼやっとした灯りは、東京タワーです。


桜中継ということで、今回のレンゲちゃんはお休みです。
2005年04月07日 (木) 17:36
生活の拠点を東京に移して1週間です。
今まで青山ステーションでは、ほとんどお会いしていませんでしたから、
4月から、本格的デビューになります。よろしくお願い致します。

施設(病院)の中だけで、患者さまと接していると
見えないこと、わからないことが多いです。
「地域によって患者さまのニーズも違う」「生活に即したケアがない」
こと、等を実感しています。
標準治療といっても、全く同じではありませんし、病院の状況も、ケアの質も様々なようです。
皆さまが、安心して、納得した医療が受けられるようになることを願っています。

昨夜は、企業様対象の講習会がありました。
受講してくださったのは、脱毛時のかつらのケアやカットをしてくださる美容師さんでした。
抗がん剤治療では、脱毛を心配される患者さまが多いのですが、
抗がん剤治療や治療前のデリケートな気持ちを
理解してくださる美容師さんがいらっしゃるととても心強いですね。
看護の技術に「洗髪(シャンプー)」がありますが、
美容師さんが行う際の違いや、コツを体感するために
私自身、美容室巡りをしたことがあります。
本当に痒いところに手が届くようなシャンプーをしてくださる人、
つい、寝てしまうほどの心地よい技術を提供してくださる人、
マッサージが上手な人、様々でした。

何が違うのか、どういう工夫があるのか、
お互いの知識や技術をシェアしあいながら
TODAY!では、きめ細やかなケア、「プロ」のサービスを提供しておりますので、どうぞ、ご利用ください。

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2005年04月05日 (火) 18:00
東京は桜の開花宣言が出されたものの、寒い日が続いた影響で花びらのほころびも少し遅いように感じます。

ここ青山には東京でも有名な桜の名所、青山霊園があります。
今日、ちょっと様子を見に行ってきましたが、まだ1~3部咲きといったところでしょうか。
多分、今週末くらいからが見頃となりそうです。
青山霊園と会社の中間に玉窓禅寺というお寺があり、入り口に立派な桜の木があるのですが、こちらは殆どがまだまだピンクのつぼみのままでした。
東京には沢山の桜の名所があります。
ライトアップが見事な千鳥ヶ淵も青山一丁目から地下鉄ですぐのところです。

お花見がてら、サービスステーションTODAY!にも、
ぜひ、お立ち寄りください。
ひとつだけ、皆さまにお願いです。
お越しいただく際は、お手数ですが、
必ず事前に電話予約をしてくださいね。
公開サービスは、完全予約制で、他のお客さまと一緒にならないように、
一組一組に対応させていただいております。
ゆったりとご利用いただくためにも、
「何日の何時にいきますよ~」と、電話をお願いいたします。

sakura2.jpg sakura2.jpg
2005年04月04日 (月) 21:21
先週、実父が入院しました。
白内障の手術のためです。
白内障手術は、今では日帰りで行われることの方が多いようですが
緑内障を併発していることもあり、高齢でもあるので
大事を取って4日間入院をしました。

手術前の検査と、インフォームド・コンセントには、私がついて行きました。
耳が遠いので、検査段階から家族の付き添いを、と
病院より依頼もあったからです。

検査段階での父の緊張と疲労は、そばで見ていてもはっきりわかるほど。
まわりの声がよく聞こえていない上に
目もよく見えない、
なんのための検査をされているのかもわからない、
こんな状態で、神経がとがらない方がおかしいです。

父はそれまで、自宅近くの眼科に通っていて
点眼と投薬だけではどうにもならないので
手術を、と勧められ、紹介状を持たされて今の病院に来たのですが
自分がどういう病状なのか、よく理解していなかったのです。
説明はされたかもしれません。
でも聴力のおとろえた耳では、よく聞こえなかったのではないでしょうか。

「先生にお任せします」と言って、紹介状を書いてもらったのだと
父は言っていました。
その時の「お任せする」という言葉は
父にとって一種の美徳であるかのようでした。
でも、そうではないですよね。
自分の体の治療を、自分ではない他人に「お任せ」するということは
どういう治療をされるかわからない、ある意味危険な行為であると同時に
自分の体に対する責任を人に負いかぶせる、ということにもなります。

検査後、家に帰ってすぐ
ネットで白内障治療のページを探しました。
目の不自由な患者さんでも読めるように、
大きな字で、読みやすくつくられたページが、すぐに見つかりました。
それをプリントアウトして、父に「読んで」と渡しました。

翌週のインフォームド・コンセントの前にも
いくつか検査がありましたが
もう父は、緊張してはいませんでした。
今自分がどういう状況にいるのか
何の検査を何のためにされているのか
「わかっている」ということが、
とても大きな安心につながったようです。
主治医の先生からの説明は
「緑内障を併発しているので、
 手術によって大きな改善は望めないかもしれない」
という、あまり先行きの明るいものではありませんでしたが
「今より良くなる可能性があるのなら、手術してほしい」と
父ははっきり申し上げていました。

手術は無事終わり
緑内障によって損なわれた視野は回復できないものの
「だいぶ明るく見えるようになった」と
明るい表情で、父は帰ってきました。

どんな病気でも、自分の病状がわからない、というのは不安なものです。
確かに、「知ること」で、かえって
不安が大きくなる、ということは、あるかもしれません。
(私も「乳腺症」と診断されていたとき
 「乳がん」に関する本を読んだら、乳がんになってしまうような気がして
 怖くて手に取れなかった経験があります)
でも、自分が
現在どのようなステージにいるのか
どんな治療があり、標準治療と呼ばれるものはなにか
その中のどれが自分に有効なものなのか
その治療によってどういう効果があり、どういう副作用があるのか
それらを知ることで得られる「安心の土台」は
おそらく楽ではないかもしれない治療に、立ち向かっていく勇気を
しっかりとささえてくれると思うのです。

TODAY!の青山ステーションのサービスには
「乳がん治療講習会」があります。
納得して治療にのぞむために知っておきたい基礎知識、
作用、副作用、治療中の生活の仕方や工夫を
わかりやすい言葉でお伝えするセミナーです。
「来週から抗がん剤をするんだけど、どうなるんだろう」
「本当に今の治療でいいのかな」
こういった「わからない」ままでいるゆえに出てくる不安を
「知ること」でクリアにしていくと
自分の治療に対する立ち位置が、はっきり見えてくるかもしれません。


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2005年04月03日 (日) 12:58
全国で、桜の開花宣言が出始めましたね。
各地区の、基準になる桜の木に4~5輪の花が開いたら、開花宣言ができるのだそうですね。日本人の几帳面さと、桜に対する並々ならない思い入れが如実に現れているようで、ちょっとニヤっとしてしまいました。

 私にとっての、身近な桜のベストポイントは、中目黒駅周辺の目黒川沿いの桜並木です。川の両サイドに、これでもか!と、言う程の桜の木が続いています。遊歩道になっているところもあり、川面に張り出した、桜を愛でながらゆっくり散歩が楽しめます。

 17年ほど前に、ある月刊誌に新しいコンセプトのお店を紹介する記事を書いていました。目黒川沿いのチーズケーキの専門店を、取材したことがありました。現在も変わらぬ味で健在のそのお店は、大手プラスチック製造メーカーの社長と工場長が定年を機にオープンしたチーズケーキのお店でした。

 その時、75才の社長は、10年前の定年のとき、40年間の仕事で会得した2つの事を、人生の仕上げとして、自分で実験してみようと、思い立ったそうです。

 その2つの事とは、「皆から信用されるものを作る事」「お客様が必要とするものを、必要とする時に提供する事」 製造業の基本ですが、40年の仕事をやり遂げた方から、発せられると、とても説得力がありました。

 ある時、友人の奥様手作りのチーズケーキを頂き、とても美味しかったので、作り方を聞いたら、長年携わってきた、プラスチックの製造と多くの共通点があったそうです。

 素材の吟味・材料の正確な計量・温度や時間の管理・・・すべてに、細心の注意を払って、作り上げてゆく。これなら、満足いくものが提供できると確信し、「やめた方がいい」「お菓子の素人がそう簡単にできるものではない」という、多くの声をものともせず、平均年齢67歳、8名のスタッフで走り出したそうです。

 取材の時期は、桜は緑の葉を茂らせていましたが、チーズケーキの味と、社長の気負わない、けれど、前向きでまじめな人柄に惹かれて、桜の時期に限らず、出かけるようになりました。

 それから、10年ほど忙しさにまぎれて、足が遠のいていましたが、
3年半前乳がんの手術を受けたのが、目黒川沿いの病院でした。

 
 そして、NEXTの立ち上げに参加する時、社長の前向きな姿勢を、思い出しました。年令や今までの経験や周りの声や・・・・いろいろな事をしっかり受け止めながら、最後は自分の信念で進む凛とした姿を。

 今は、3ヶ月に1度の通院時に、このチーズケーキを頂くのを楽しみにしています。そして、今週末の受診の時は、桜とチーズケーキのWの楽しみです。


 
2005年04月01日 (金) 11:50
乳がんの術後の薬物療法には、標準治療があります。

術後の薬物療法は、がん細胞が乳管や小葉の基底膜を突き破って浸潤がんになってから手術でがん細胞を切除するまでの期間に、血管やリンパ管を通じて全身に散らばってしまっている可能性のあるがん細胞を、まだ目に見えない状態のうちに薬で殺してしまう治療です。

攻撃する対象のがんが目や検査ではわからない状態にありますから、当然のことながらその治療効果も明確にはわかりません。

普通の病気なら、手術が終わり退院すれば快気祝いという手順なのですが、乳がんの場合は退院後に、ある意味手術より身体に負担の大きい抗がん剤治療やホルモン療法が始まるのです。

治療の効果もわからないのに、副作用の多い治療を受け入れるには、それなりの決意が必要です。患者にとってよりどころになるのが、標準治療ではないでしょうか。

標準治療は、抗がん剤や抗ホルモン剤の種類や量、使用頻度、期間などについて、私達の大先輩の大勢の乳がん患者が協力した臨床試験により、ある程度の効果が確認されている治療です。過去にどれだけ使われて効果がわかっている抗がん剤でも、投薬量や頻度、回数が違えば臨床試験の結果が無く、新しい治療になり、その効果はわかりません。

化学療法を受ける場合、使われる薬の種類だけでなく、その量や投薬回数などについても、きちんと主治医からインフォームド・コンセントを受けることが大切です。
あまりにも標準治療と異なると思われる場合は、主治医にその理由とそれによる効果を確認する必要があるでしょう。

そして、主治医に示された治療に納得がいかない場合は、意義を申し立てることも必要です。ところが、主治医が、「素人が生半可な知識で・・・」などと、相手になってくれないこともあるかもしれません。

でも・・・効果が目に見えない術後の薬物療法だからこそ、過去の臨床試験の統計結果に頼らざるを得ないのではないでしょうか?最善の治療を受けたい、やるだけのことしたい、それが患者の気持ちだと思います。納得のいく治療を自分で選択するためには、ときには主治医と別れる勇気も必要です。積極的に、セカンドオピニオンで他の専門医の意見を聞きましょう。

術後化学療法の標準治療については、がん患者サービスステーションTODAY!の化学療法のページを参考にして下さい。

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標準治療とは関係ありませんが、春です!!(2005.3.26 マザー牧場)


今日のレンゲちゃん(TODAY!商品)

桜も開花したし、そろそろ表で育てようかな?

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